人民網日本語版 2024年6月1日(土) 14時10分
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中国建築第八工程局が独自に研究開発した住宅施工ロボットシステム「天蝉」がこのほど、山東省青島市で使用が始まった。
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中国建築第八工程局(中建八局)が独自に研究開発した住宅施工ロボットシステム「天蝉」がこのほど、山東省青島市で使用が始まった。この「ビル建設装置」と呼ばれるシステムは軽量化、モジュール化、プレハブ化、プラットフォーム化、スマート化、グリーン化の特徴を一体化した新世代住宅全体リフトアップ統合建設プラットフォームで、効率的な施工、高い安全性と信頼性、高い経済性と実用性、品質の制御が可能といったメリットを備えている。
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中建八局プロジェクト技術責任者の李紅徳(リー・ホンダー)氏によると、「天蝉」システムの内部では分業された自動化ロボット集団が空間の天井部分にある精密レールを懸垂式で走行し、作業員が底部で補助作業を行う。人と機械の協働により、鉄筋結束、型枠支保、打設、振動締め固め、養生などの施工工程を行い、流れ作業を実現している。そのフロアの施工任務を完了すると、「天蝉」システムはわずか1時間で正確に次のフロアまで上がっていき、ビル全体を完成させるまでの工程の循環・往復を実現する。同システムの導入の成功により作業員の人数が60%以上減り、工期が約30%短縮される。工期は最速で5日間で1フロアを完成させることができる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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