中国国防部の30日の定例記者会見で、報道官の呉謙大校は、中国海軍が近日中に第46次護衛任務を遂行する許昌艦を派遣し、ナイジェリアでの多国間合同演習に参加すると発表しました。今回の演習のテーマは「海賊対策、石油盗難対策」であり、艦艇の操船、共同哨戒、通信訓練などが組み込まれています。中国の参加は、関連諸国との軍事交流と実務協力を深め、ハイレベルな中国・アフリカ運命共同体構築を推進するのに役立つとみられています。

さらに、国防部の招待により、40余りのアフリカ諸国の約100名の青年将校で構成されたアフリカ青年将校代表団が近日中に中国を訪問します。代表団は訪問期間中、北京、長沙、韶山、広州、深センなどの都市を訪れ、「『一帯一路』と中国・アフリカ運命共同体」、「国家安全と科学技術発展戦略」などのテーマに関する講座を聴講します。また、軍部隊、ハイテク企業、軍需企業を訪問し、中国・アフリカ青年将校の交流活動を展開します。

中国国防部がアフリカ諸国の青年将校代表団の訪中を組織するのはこれが3回目で、中国とアフリカの青年将校の相互理解と交流を強化し、中国とアフリカの軍隊の伝統的友情を継続し、より緊密な中国とアフリカの運命共同体の構築を推進することを目的としています。（提供/CRI）