ホテル浴室の天井に隠しカメラ、客がホテルに賠償請求したら…―中国

Record China    2024年6月5日(水) 7時30分

拡大

2日、香港メディア・香港01は、海南省三亜市のホテルで客室の浴室天井に隠しカメラが設置されていたとして、宿泊客とホテル側でトラブルになったと報じた。

(1 / 3 枚)

2024年6月2日、香港メディア・香港01は、中国海南省三亜市のホテルで客室の浴室天井に隠しカメラが設置されていたとして、宿泊客とホテル側でトラブルになったと報じた。

その他の写真

記事によると、当事者の宿泊客である陳(チェン)さんは5月28日、29日と同市にあるホテルに連泊して30日にチェックアウトする日程で、第三者サービスを利用して予約し、宿泊した。30日早朝に入浴した際、浴室上部に据え付けてあるシャワー部分からSDカードが落下し、天井にカメラが隠してあることを発見した。カメラにはコードが繋がっており、作動中のようだったという。

陳さんはすぐにフロントに連絡したが、駆けつけた警備係は「ただのケーブルだ」と主張したため、警察に通報。警察官はカメラを持ち帰った。警察官によると、SDカードの容量は2ギガバイトで「大して動画を保存できない」ものだったとのことだ。


ホテル側は部屋を変えることを提示したが、陳さんはそのままホテルを退出した。これまでの対応はフロントのみにとどまり、ホテル側は管理者を出してこないという。陳さんがホテル側に賠償を請求したところ、2日間の宿泊代に当たる400元(約8500円)余りのみを返金するという提示を受け、これを拒否。慰謝料などを含めて1万元(約21万円)程度の賠償を求めるもホテル側が拒否し、交渉は紛糾した。


その後、両者は警察が間に入った上でさらなる交渉を進めたようで、今月2日には陳さんが「ホテルが相応の賠償を申し出た。具体的な金額は明かせないが、納得の行く範囲だった」として、ホテルからの賠償と謝罪を得たことを明らかにしたという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携