Record China 2024年6月4日(火) 14時0分
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月の裏側に中国の「中」の文字が刻まれたと、中国のメディアやSNSが盛り上がりを見せている。
中国国家航天局(CNSA)は2日、中国の無人探査機・嫦娥6号が月の裏側への着陸に成功したと発表。人類史上初となる月の裏側でのサンプル採取を行い、地球に帰還する予定。3日に公開された映像では、着陸の際の様子が映っていた。月の裏側への着陸は中国のみが成功しており、今回が2回目となる。
そうした中、中国のSNS・微博(ウェイボー)の嫦娥6号公式アカウントは4日、「私は(中国の)“中”に見える」とつづり1枚の写真を投稿した。写真には嫦娥6号がサンプル採取のために掘ったと見られる穴が写っているが、その形が「中」に見えるというのだ。
この投稿に中国国営の中央テレビ(CCTV)の微博アカウントもすぐに反応し、「月の裏側に中国の文字ができた」とのハッシュタグを付けて写真を転載し、「嫦娥が月面で“中”の字を掘った。サンプル採取後、月の表面に“中”の文字が。一緒に見ましょう」と呼び掛け、微博では関連ワードがトレンド1位に。
中国のネットユーザーからは「うわ、中国の“中”だ!」「これは確かに」「“中”に見えるね」「素晴らしい」「われわれ中国式のロマンだ。すごい」「月の裏側は古来より中国人の領土」「中国の文字があるところは中国の土地。月は中国のもの」といった声が上がるなど、盛り上がっている。
「宇宙強国」を目標に掲げる中国は、2030年までに有人月面着陸を目指している。(翻訳・編集/北田)
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