<中国EV考察シリーズ>新エネ車の販売場所はショッピングモール、ショールームには専用ラウンジも

Record China    2024年6月6日(木) 7時30分

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新エネ車のショールームを見学した。写真は蔚来汽車のショールーム「NIO house」。

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日本の自動車業界に従事する日本の友人の要請に応じて、4月に友人の所属する会社の一行を連れて中国の電気自動車(EV)業界の最新動向を視察した。三つのテーマに分けて考察する。

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テーマ3:新エネ車のショールーム見学とオーナーインタビュー

中国では、ガソリン車は「4S店」と呼ばれるディーラーで販売されるが、新エネ車はこれと大きく異なり、主にショッピングモールで売られている。中国の消費者にとって、自動車はまだ耐久消費財なのだろうか?この話題は筆者と日本の友人を困惑させた。視察を通じて、この問題に対していくつかの答えを得た。

新エネ車の販売はショッピングモールに集中




蔚来汽車、高級デパート内にオーナー専用ラウンジ

蔚来汽車(NIO)はショールーム「NIO house(蔚来空間)」を主に都市部の高級デパートに開設している。新車を展示しているほか、車の所有者(オーナー)の交流の場にもなっている。


NIO車の所有者にとって、NIO houseはコーヒーを飲む場所でもあり、キッズスペースや家族連れに優しい場所でもあり、コワーキングスペースやビジネス用会議室として使える場所でもある。


蔚来汽車はこのショールームの他にも、車の所有者と多方面の交流を展開している。

NIOオーナーがBMWやベンツのオーナーだったことに、筆者と日本の友人は驚いた。

新エネ車の所有者にインタビュー

中国の消費者が新エネ車を購入する動機や中国で新エネ車が急速に発展している理由を日本の友人に深く理解してもらうために、筆者は中国の新エネ車所有者数人を招待し、約1時間ずつ交流してもらった。


この交流を通じて、自動車業界に従事する日本の友人は、なぜこれほど多くの中国人消費者が従来のガソリン車ではなく新エネ車を購入したいのか、中国人にとって「良い車」とは何かを理解し始めた。

自動車業界は変革期を迎えたといわれている。今回の視察は業界を考察する始まりにすぎない。業界の変化に敏感になってこそ、大変革の背景の中で競争優位を維持することができるだろう。(編集/CL)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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