CRI online 2024年6月7日(金) 14時20分
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中国外交部の報道官は、米国は宇宙交流協力を望むのであれば障害を取り除くべきだと述べました。
米航空宇宙局のネルソン長官は5日、中国の月探査機「嫦娥6号」計画の成功を祝福するとともに、「米中両国は火星探査などの分野で良好な協力を展開している。双方には衝突を解消し、協力する多くの機会がある」と述べ、中国との宇宙に関する対話と協力の拡大を歓迎する姿勢を示しました。
これを受け、中国外交部の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、「『嫦娥6号』は世界初の月の裏側でのサンプル採取を終えて離陸し、人類による宇宙の平和利用への歴史的な一歩を踏み出した。世界の多くの国が今回のミッションに関心を寄せ、積極的に評価してくれていることに感謝の意を表する」と述べました。
毛報道官はまた、「中国は米国と宇宙をめぐる交流と協力を行うことについては常にオープンである。だが、現在、両国間の宇宙協力は若干の問題と困難に直面しており、その根源は『ウルフ修正条項』など米国の国内法にあり、両国の宇宙機関の正常な交流と対話を妨げている。米国が本気で中国との宇宙分野での交流や協力の推進を望むのであれば、実務的な措置を講じ、障害を取り除くべきだ」と指摘しました。(提供/CRI)
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