人民網日本語版 2024年6月10日(月) 5時0分
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海南商業宇宙発射場2号作業スペースが竣工した。
海南商業宇宙発射場2号作業スペースは中国初の液体汎用型発射作業スペースで、585日の集中的な建設を経て初めてその壮大な全貌を見せた。科技日報が伝えた。
この作業スペースは2022年10月着工。海南国際商業宇宙発射の党委書記兼会長の楊天梁(ヤン・ティエンリアン)氏は、「同打ち上げ作業スペースの完成は、当社の宇宙打ち上げプラットフォーム技術の重要なブレークスルーを意味するだけでなく、中国の宇宙テクノロジーの先進水準も示している」と述べた。
この作業スペースは革新的な「3平」急速打ち上げモデルを採用。この措置により打ち上げ効率を大幅に上げると同時に、打ち上げ準備時間も大幅に短縮できる。その設計はコア機体の直径5mを最大包絡域に、長征、快舟、捷竜など複数のロケット会社の10以上の型式のロケットの打ち上げの需要を満たせる。その完成は、発射場全体が23カ月にわたる懸命な作業を経てほぼ完成し、予定通りダブル作業スペース打ち上げ能力を備えたことを示しており、下半期の初の打ち上げ任務の無事成功のためにしっかりした基礎を固めた。
2号打ち上げ作業スペースの順調な竣工に伴い、海南商業宇宙発射場は年間打ち上げ計画に基づき、CZ-8AとCZ-12の1本目のロケットを現場に移し、システム全体の合同訓練段階に移り、年間初の打ち上げ任務を開始する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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