CRI online 2024年6月9日(日) 5時30分
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中国の李松国際原子力機関常駐代表はIAEA理事会で発言し、日本の福島原発汚染水の海洋放出問題における中国の立場と主張をさらに詳しく説明し、有効で長期的な国際監視の実施を主張していると強調しました。
中国の李松国際原子力機関(IAEA)常駐代表はIAEA理事会で発言し、日本の福島原発汚染水の海洋放出問題における中国の立場と主張をさらに詳しく説明し、中国は日本の放出行為に対して厳格かつ独立した、有効で長期的な国際監視の実施を主張していると強調しました。
李代表は、「日本はこれまで、福島原発汚染水の浄化装置の長期的信頼性、現行のモニタリング計画の包括的有効性、放出が環境に与える影響の不確実性などの懸念に対し、説得力のある説明ができていない。東京電力の誠実さの欠如、管理の混乱、事故の頻発、日本政府の監督管理の不備といった状況は、福島の汚染水の海洋への放出に対する長期的な国際監視メカニズムの構築の重要性と緊迫性をさらに際立たせている」と述べました。
李代表はまた、「国際監視は日本政府の監督管理責任や日本の原発運営部門の監視責任に取って代わるものではなく、これらを踏まえた上で、日本に対して厳格かつ独立した効果的な国際監視を実施するものだ。これにより、福島原発汚染水の海洋放出に対する完全かつ効果的で、長期的に信頼できる国際監視メカニズムが構築される。このような体制は日本および日本国民の根本的な利益にも合致するものだ」と述べました。(提供/CRI)
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