CRI online 2024年6月11日(火) 19時50分
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中国初のゼロ炭素砂漠道路のグリーン電力送電が500万kW時を突破しました。
中国で最も長い太陽光発電灌漑砂漠対策プロジェクトであるタリム油田砂漠道路「ゼロ炭素」モデルプロジェクトでは、送電したグリーンエネルギーが10日までに500万キロワット時を突破したなどで、砂漠対策と環境保護という二つの効果を同時に収めています。
タクラマカン砂漠は「死の海」などと言われていますが、全長522キロにわたる砂漠横断道路が設けられており、「ゼロ炭素」モデルプロジェクトの一環である道路の両側に新設された太陽光発電所86カ所による電力が、揚水灌漑のためのディーゼルエンジン発電を全面代替すると同時に、沿線の3100ヘクタール余りの生態防護林に灌漑用の電力を送っています。
タリム油田の文章副社長は、「毎日の発電量は1万1000キロワット時に上り、道路沿いの109の水源井戸はすべてクリーン電力を使用して揚水灌漑を行っている。しかも太陽光発電による電力を7時間分蓄電する技術上の課題も満たされた。この太陽光発電所の総設備容量は3540キロワットで、年間発電量は362万キロワット時に達する。試算によると、このプロジェクトは、ディーゼル油の使用量を年間で約1000トン減らし、二酸化炭素排出は約3410トン削減できる」と説明しました。(提供/CRI)
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2024/6/11
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