接近事件、「オランダ海軍の艦載ヘリによる挑発」と中国国防部

CRI online    2024年6月11日(火) 17時40分

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中国国防部の報道官は、接近事件は「オランダ海軍の艦載ヘリによる挑発」だと述べました。

オランダ国防省はこのほど、中国の戦闘機2機とヘリコプター1機が東海の国際空域でオランダ海軍護衛艦「トロンプ」の艦載ヘリコプターに接近し、安全が失われる状況になったと表明しました。

これを受け、中国国防部の張暁剛報道官は「オランダ側の表明は黒を白と言いくるめるものだ。権利侵害の行為を隠そうとして、かえってあらわになった」と批判しました。張報道官の説明によると、オランダ海軍護衛艦「トロンプ」の艦載ヘリコプターは7日、上海の東方沖合いで中国の権利を侵害する挑発を行いました。中国人民解放軍東部戦区は、音声による警告や戦闘機の出動などにより駆逐しました。中国側の対応は完全に合法的かつ合理的で、全過程が専門的で規範化されたものでした。

張報道官はさらに、「安全でない状況を作り出したのはまさにオランダ側であり、中国側ではない。オランダ側は国連の任務を遂行するとの虚言を弄し、他国が管轄する海空域で武力を誇示し、局面を緊迫させ、両国の友好関係を損ねた」と述べ、オランダ側の言動に強い不満を示し、厳重に抗議したことを明らかにしました。張報道官はまた、「オランダ側には海空兵力の行動を厳格に制限するよう要求する。中国の権利を侵害し挑発を行えば、必ずや断固たる対抗措置を招く。中国軍は一貫して高度な警戒態勢を保っており、国家主権の安全と海洋権益を断固として守っていく」と述べました。(提供/CRI

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