「富士山見えない」でマンション解体、中国ネット「名探偵コナン?」「日本人は…」

Record China    2024年6月12日(水) 17時0分

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東京都国立市で完成間近の10階建て分譲マンションが急きょ解体されることになった問題が、中国でも伝えられ大きな注目を集めている。

東京都国立市で完成間近の10階建て分譲マンションが急きょ解体されることになった問題が、中国でも伝えられ大きな注目を集めている。

問題のマンションは積水ハウスが建設したもの。7000~8000万円で販売され、ほぼ完成していることから7月には入居が始まる予定だったという。同社は法律上や構造上に問題があったわけではないとし、「景観への影響に関する検討が不十分だった」と解体決定の理由を説明した。

建設された国立冨士見通りは通りの中央に富士山が望めることで有名だったが、同マンションが建てられると富士山が半分ほど隠れてしまうことから、地元住民などから反対の声が上がっていたという。また、マンションが建つことで付近の住宅の日当たりが悪くなるなどの問題も指摘されていた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では12日、「日本の10階建てマンションが富士山を遮ったことで緊急解体」がトレンドトップ5に浮上。ネットユーザーからは「コナンで似たような事件があったよね」「うわ、『天国へのカウントダウン』じゃないか」「劇場版『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』は、新しくできたマンションによって富士山が見えなくなったことで殺人事件に発展したストーリーだったな」など、名探偵コナンに言及するコメントが多数寄せら、多くの共感を集めた。

このほか、「こんなこともあるのか。見識が広がったよ」「日本人は富士山に相当なこだわりがあるんだな」「黒幕を設置したのもあったな。小さいことで大きな損失を招く、だな」「こんなに眺望の良いマンションが320万元(約7000万円)余りで買えるのか!?」「景観のいいマンションをこんなことで解体してしまうとはね」「国内なら問題にもならないことだ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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