中国の李強総理は訪問先のニュージーランドで現地時間13日午後、ラクソン首相と会談した際、ニュージーランドを一方的ビザ免除国の範囲に加えると表明しました。

携程旅行（Ctrip）のデータによると、発表から30分後、携程旅行国際版Trip．comのニュージーランド人による中国関連キーワードの検索人気度は前日比で65％増加しました。

データによると、今年に入ってから、ニュージーランドから中国を訪れる旅行の予約数は前年同期比6割増加し、中国のインバウンド産業における相手国として第15位につけています。

また、ニュージーランドも中国人の夏休みの海外旅行では、人気の目的地です。6月14日までに、中国発ニュージーランド行きの航空券予約数は前年同期比3倍以上、関連旅行商品の予約数は同4倍以上に増加しました。

現在、中国とニュージーランドはすでに多くの航路を再開しており、北京、上海、広州、深セン、杭州、成都、海口などの都市からオークランドへの直行便での渡航が可能となっており、夏休みの北京とオークランド間の航空運賃は往復で約5000元（約10万8000円）です。

昨年以来、中国は多くの国に対して一方的ビザ免除を実施し、現在までに、中国はすでにフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スイス、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルクなどの国に対して一方的ビザ免除を実施しているほか、タイ、シンガポール、マレーシア、ジョージアなどと相互ビザ免除協定を結んでいます。（提供/CRI）