RCEP域内の2023年貿易総額は5.6兆ドル―中国商務部

CRI online    2024年6月19日(水) 10時20分

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2023年のRCEP域内での貿易総額は5兆6000億ドルに上り、正式発効前の2021年を上回りました。

中国商務部の何亜東報道官はこのほど、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が正式に発効して1年来、RCEP域内ではより広範囲、より高水準、より深い開放と協力が進められ、世界経済の回復と再生への自信が追加されたと表明しました。

2023年のRCEP域内での貿易総額は5兆6000億ドル(約883兆円)に上り、正式発効前の2021年を上回りました。また、域内での産業チェーンとサプライチェーンの協力がいっそう緊密になりました。2023年のRCEP地域への投資額は前年比29.8%増の2341億ドル(約37兆円)で、2021年の2.2倍に達しました。

同時に、物品貿易が安定して成長しました。2023年の中国とRCEP14カ国との貿易総額は2021年比で5.3%増の計12兆6000億元(約274兆円)でした。投資協力も熱気を帯びており、2023年の中国とRCEPのその他のメンバー国の非金融類直接投資額は前年比26%増の180億6000万ドル(2兆8500億円)に達し、ますます多くの企業がRCEPによる利益を得ています。

何報道官はさらに、「商務部は今後も質の高いRCEPの実施に取り組み続ける。2024年には中国がRCEP合同議長国を担当する役割を十分に発揮して、各方面の承諾事項の履行を導き、RCEPの域内全体での実施効果を高め続けていく」と述べた上で、「(中国)国内では企業がRCEP関連の自由貿易協定の優遇策を引き続き十分に利用できるように支持とサービスを提供していく」と述べました。(提供/CRI

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