中国物流購買連合会によりますと、中国の商業貿易物流ネットワークは日増しに健全化し、県域商業システムの構築が加速し、2023年の商業貿易物流総額は126兆元（約2734兆2000億円）を超えました。

「中国商貿物流発展報告（2023）」によりますと、23年の商業貿易物流総額は前年比5％増の126兆1000億元でした。23年末までに改良された県級物流配送センターは計899カ所に上ります。

中国の商業貿易物流の発展における特徴は、「卸売業の物流が徐々にサプライチェーンサービスへ拡大発展」「小売業の物流の精密化モデルチェンジが加速」などです。コールドチェーン物流施設の弱点の補填が加速し、23年の冷蔵倉庫の総量は約2億2800万立方メートル、冷蔵車の保有台数は前年比12．9％増の約43万2000台でした。飲食・宿泊物流のカスタマイズ化サービスが急発展し、飲食業の23年の食材流通規模は6兆1000億元（約132兆3700億円）に達し、野菜市場規模は3000億元（約6兆5100億円）を突破し、宿泊業の物流需要は19年の高水準にまで回復しました。（提供/CRI）