最新版100ブランドに中国企業11社、台湾の世界競争力は日米中韓を上回る8位

Record China    2024年6月22日(土) 7時0分

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「ブランド・ランキング」の2024年版100ブランドに11社の中国企業が入った。24年の「世界競争力年鑑」で台湾は8位となり、日米中韓などを上回った。写真は騰訊(テンセント)。

世界的なマーケティング企業が発表した「ブランド・ランキング」の2024年最新版100ブランドの中に合計11社の中国企業が入った。一方、24年の「世界競争力年鑑」で台湾は8位となり、日本や米国、中国、韓国などを上回った。

AFP通信が紹介した東方新報の記事によると、「ブランドZ世界で最も価値あるブランド・ランキング」公表したのは、英国に本社があるカンター社。消費者アンケートと企業の財務や業績を総合評価した。

世界の10位にランクインした「騰訊(テンセント」は、中国企業の中では最も価値あるブランドとなった。2位は「貴州茅台酒集団」で3位ハイテク大手「阿里巴巴集団(アリババグループ)」、4位動画投稿アプリの「抖音(Douyin)/ティックトック(TikTok)」が続いた。

中国ブランドの中の順位は、家電大手「海爾(ハイアール」が5位、携帯電話事業「中国移動(チャイナモバイル」が6位、「中国工商銀行」が7位、通信機器メーカー「華為技術(ファーウェイ)」が8位、「中国平安保険」が9位、電子商取引サイト運営会社「拼多多」が10位、飲料水メーカー「農夫山泉」が11位だった。

中国ブランド11社のうち、「騰訊」のブランド価値は1352億2000万ドル(約21兆3039億円)。「貴州茅台酒」は855億7000万ドル(約13兆4816億円)、「阿里巴巴集団」は699億5000万ドル(約11兆206億円)、「抖音/ティックトック」は604億ドル(約9兆5160万円)と評価された。

グローバル・トップ100ブランドの総価値は、昨年比20パーセント回復し、8兆3000億ドル(約1307兆6650億円)に達し、世界のトップブランドの今年の回復力が鮮明になっている。

台湾・中央通信社によると、スイスのビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が18日公表した24年の「世界競争力年鑑」で、対象となった67カ国・地域中、台湾は8位となった。12年以降で最高位の6位だった23年から2ランク後退した。

世界競争力年鑑は「経済状況」「政府効率性」「ビジネス効率性」「インフラ」の指標を合計して格付ける。1989年から毎年公表している。1位はシンガポール、2位以下はスイス、デンマーク、アイルランド、香港、スウェーデン、アラブ首長国連邦(UAE)、台湾、オランダノルウェーと続いた。米国は12位、中国は14位、韓国は20位、日本は38位だった。

台湾は四つの指標のうち、ビジネス効率性が6位、政府効率性が8位、インフラが10位だった。経済状況は6ランク後退して26位だった。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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