EUが中国の電気自動車への追加関税を発表、ドイツ専門家「愚かな行為」

CRI online    2024年6月24日(月) 8時30分

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欧州連合の欧州委員会はこのほど、中国から輸入する電気自動車に暫定的な反補助金関税を課すと発表しました。この決定は、欧州の多くの専門家や自動車メーカーから反対されています。

欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、中国から輸入する電気自動車(EV)に暫定的な反補助金関税を課すと発表しました。この決定は、欧州の多くの専門家や自動車メーカーから反対されています。

ドイツの著名な自動車評論家、フェルディナンド・ドゥデンホッファー氏は現地時間21日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに応じ、EUのやり方は非常に「愚か」であり、自国企業の保護に役立たないだけでなく、公平に競争する国際貿易環境を破壊していると述べました。

ドゥデンホッファー氏は、「現在、世界は変化しており、新型自動車、電気自動車、スマート自動車などが必要とされている。これらの分野では中国の技術がリードしている。これが意味するのは、私たちは今、これまでとは異なる方法で協力しなければならないということだ」と述べ、さらに「もしヨーロッパが本当に気候変動と闘い、本当に『欧州グリーンディール』を実現し、CO2排出量実質ゼロを達成したいのであれば、電気自動車が必要であり、その導入を加速する必要がある」と訴えました。

さらに、「関税を課せば自由貿易を破壊することになる。そのような状況は避けなければならない。私たちにとって重要なのは、米国に追従することではなく、開放を維持することだ。経済開放こそが、ドイツが未来を勝ち取る唯一の道である」と強調しました。(提供/CRI

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