CRI online 2024年6月24日(月) 18時20分
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6月16日から21日に浙江省臨海市のプレスツアーに参加しました。今回のテーマは臨海市の名産品、日本では“幻の果実”と言われる「ヤマモモ」です。
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2024年6月16日から21日、浙江省臨海市のプレスツアーに参加してきました。今回のテーマは臨海市の名産品、日本では“幻の果実”と言われる「ヤマモモ」です。
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中国生活の楽しみの一つが、安くて豊富なフルーツ。ライチやマンゴー、ドラゴンフルーツといった日本でも目にする果物から、蟠桃、人参果、フルーツほおずきといった珍しいものまで、さまざまな果物を一年中楽しむことができます。
その中でも特におすすめしたいのが「ヤマモモ」です。爽やかで優しい甘酸っぱさと、口からあふれるほどの果汁は、一度食べたら忘れることができない味。中国の果物の中ではかなりの高級品です。
旬が短いヤマモモは、6月のわずか3週間程度の間しか収穫することができません。また完熟の実はデリケートで傷みやすく、日持ちもしにくいため、昔は生産地でしか食べることができない果物でした。しかし、交通網の整備やコールドチェーンの発達により、朝採りのヤマモモが翌日には北京の食卓に並ぶようになりました。
私たちが訪れたのは中国のヤマモモの故郷と言われる臨海市白水洋鎮。
山の斜面に植えられたヤマモモの収穫は夜中の2時から始まり、午前9時には市場での買い取りがほぼ終了、迅速な検品が行われ、各地に出荷されていきます。実はこの日、収穫を体験させてくださった農家は買い取り時間に間に合わなくなってしまい、収穫した分は「知り合いにでも配るしかない」と言っていたことを後で知りました。
手作業で摘み取られ、小さな市場に持ち込まれて買い取りが行われる風景は昔ながらのものですが、その後の点検・選別から包装までの作業は近代化されています。
贈答品レベルの実は1粒ずつ色、形、糖度などが機械と人の目で厳しくチェックされ、等級別にパッキングされます。ピンポン玉サイズの大粒の実は1粒10元(220円)を超える金額で販売されます。1日の農家の収入は5000〜6000(約11万〜13万円)、最盛期には1万元(約22万円)、摘み取り作業のアルバイト代は1日300元(約6600円)ほど。白水洋鎮のヤマモモの販売収入は5億元に達しています。
いくら技術が発達しても、新鮮なほど美味しいのが“幻の果実”ヤマモモです。6月の中国に訪れた方は、ぜひ一度ヤマモモを楽しんでください!(提供/CRI)
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