中国の再使用型運搬ロケット、初の10キロ級垂直離着陸試験に成功

CRI online    2024年6月25日(火) 10時20分

拡大

酒泉衛星発射センターで23日、再使用型運搬ロケットの10キロメートル級の垂直離着陸試験飛行が実施されました。

酒泉衛星発射センターで23日、再使用型運搬ロケットの10キロメートル級の垂直離着陸試験飛行が実施されました。この初の試みの試験飛行は成功しました。

この試験飛行は中国で実施された再使用型運搬ロケットの垂直離着陸飛行試験として最大規模のものであり、独自開発の可変推力液体酸素メタンエンジンが初めて使用されました。また、この試験飛行により、2025年に直径4メートル級の再使用型運搬ロケットの初飛行を予定通りに実現するための技術の基礎が確立されました。

今回の飛行試験では直径3.8メートルのロケット本体を採用し、70トン級の液体酸素メタンエンジン3基とフルサイズの着陸緩衝システムが搭載されました。ロケットは、離陸上昇と推力変更による定点への垂直軟着陸を実現しました。この試験飛行では、直径3.8メートルのロケットの垂直離着陸の構成、大荷重着陸の緩衝技術、大出力を持つ推力強制変更再使用可能動力技術、帰還着陸の高精度航法ナビゲーション制御技術などが全面的に検証されました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携