CRI online 2024年6月25日(火) 10時50分
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人工環境で繁殖する長江スナメリにこのほど、新しいメンバーが増えました。
毎年6月は、中国1級重点保護野生動物である長江スナメリの繁殖が最も活発になる時期です。人工環境で繁殖する長江スナメリにこのほど、新しいメンバーが増えました。
中国科学院水生生物研究所武漢ヨウスコウカワイルカ館で飼育されているメスの長江スナメリ「福久(フージウ)」は9日午後6時15分、体長約70センチ、体重約5キロのオスの赤ちゃんを無事出産しました。父親の「淘淘(タオタオ)」は、世界で初めて完全な人工環境下で繁殖に成功した長江スナメリで、母親の「フージウ」は2011年、鄱陽湖からヨウスコウカワイルカ館に来た現在15歳の壮年スナメリです。昨年6月初め、科学者は「フージウ」の妊娠を発見し、12カ月の妊娠期間が初めて完全に記録されました。
中国科学院水生生物研究所副研究員の郝玉江さんは卵胞の発育、排卵、受精、黄体の生成、胚の形成、胚の発育のプロセスから、出産と産後の母子関係の発展に至るまで、全過程を非常に詳細にモニタリングしています。研究所によると、赤ちゃんスナメリの成長と発育は良好で、体長、体重ともに大幅に増加しています。
農業農村部が2022年に実施した全流域スナメリ生態科学調査の結果によりますと、長江スナメリの個体数は1249頭で、2017年の1012頭から下げ止まりました。中国科学院水生生物研究所武漢ヨウスコウカワイルカ館は現在、第2世代スナメリ3頭を含む5頭の長江スナメリの繁殖に成功しているということです。(提供/CRI)
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2024/6/25
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