記事は一つ目の作品に「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」を挙げ、「2020年はWebtoonのアニメ化において重要な年だった。この年、NAVERは日本で二つのWebtoon改編アニメを発表。同作品はそのうちの一つとして、『呪術廻戦』を制作した日本のアニメ制作会社・MAPPAによって手掛けられた。物語は、主人公のジン・モリが、高校生の異種格闘大会『ゴッド・オブ・ハイスクール』に招待され、そこで各地から集まる強者たちと激しい競争を繰り広げるというもの。残念ながら、アニメ版は13話にまとめるために多くのエピソードが削られ、キャラクターの個性やストーリーが薄くなってしまったため、公開後の評価は賛否両論だった」と評した。
二つ目の作品は「神之塔―Tower of God―」であるとし、「主人公の夜(よる)が、自分のすべてであった少女・ラヘルを追いかけ、神秘的な塔に挑む物語。しかし、塔の中で彼を待ち受けるのは、無数の謎と罠の試練だった。この作品には、複雑かつ緻密な世界観が構築されており、視聴者が先の読めない展開に引き込まれ大人気となった。なお、2期も今年7月に公開される予定。『神之塔』の日本での成功は、Webtoonが日本のアニメ市場に進出するための重要な契機となった」とした。
五つ目の作品は「俺だけレベルアップな件」だとし、「今年、KAKAOは累計142億回以上の閲覧数を誇る同作品を遂にアニメ化した。RPGゲームの要素を取り入れた同作は、異世界へと通じるゲート内に潜むモンスターを倒すことで報酬を得る世界が舞台。もともとは弱小だった主人公・水篠旬(みずしのしゅん)が異世界での瀕死の体験を経て、身体の各能力がレベルアップする機能を偶然にも発動させ、そこからレベルアップを繰り返していくという物語だ。このアニメ化は、『ソードアート・オンライン』を制作した日本のアニメ制作会社・A-1 Picturesが担当し、24年1月にAmazon Prime Video(プライムビデオ)やNetflix(ネットフリックス)などの国際的な動画配信プラットフォームで同時配信され、3月には第2期の制作決定も発表された」と紹介した。
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