ウィリアム王子とキャサリン妃が15年に訪中か、悪化した英中関係を修復へ―英メディア

Record China    2014年9月3日(水) 7時43分

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31日、中国との緊張した政治関係を改善するため、英国政府がウィリアム王子とキャサリン妃による15年の中国訪問を計画中だと伝えられた。資料写真。

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2014年8月31日、英紙タイムズは英国王室と英国外務省の情報を基に、中国との緊張した政治関係を改善するため、英国政府がウィリアム王子とケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)夫妻による15年の中国訪問を計画中であると報じた。9月1日付で環球時報が伝えた。

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中国の李克強(リー・カーチアン)首相は今年6月、英国を訪問し、キャメロン首相らと会談。総額140億ポンド(約2兆4260億円)にも上る契約を推進するなど、両国の経済協力関係はますます強固になっている。

一方、両国の政治関係に関しては、キャメロン首相が12年5月にダライ・ラマ14世と会談するなど、中国側とぎくしゃくしたままの状態が続いている。

ウィリアム王子とキャサリン妃の訪中計画について、英紙デイリー・メールは「中国の英国王室に対するネガティブなイメージを一掃することにもつながる」と評価。背景には、チャールズ皇太子が過去数回にわたりダライ・ラマ14世と会談したことや、中国の指導者について日記に「ぞっとする古いろう人形のようだ」と記していたことが明らかになるなど、中国側の大きな不満を引き起こしてきたことがある。

ウィリアム王子夫妻は今年、息子のジョージ王子を連れてオーストラリアとニュージーランドを訪れ、大きな成功を収めた。英国王室の関係者は「ウィリアム王子の来年の海外訪問計画については現在考慮中。中国は重要な国であるため常に考慮されており、外務省もウィリアム王子夫妻の訪中を希望している」と述べた。(翻訳・編集/HA)

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