人民網日本語版 2024年6月26日(水) 19時30分
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世界のEC売上高は2023年に3兆6000億ドルに達しており、24年は前年比8%増の3兆9000億ドルに達すると予想される。
ゴールドマン・サックスの研究部門のグローバル株式戦略チームがこのほど発表した研究報告書によると、世界のEC売上高は2023年に3兆6000億ドルに達しており、24年は前年比8%増の3兆9000億ドルに達すると予想される。
小売全体で売り上げが伸びたこと、ECの浸透率がECシェアの持続的拡大に伴って上昇したことを踏まえ、同研究部門は「グローバルEC売上高の2023年から28年までの複合年間成長率は7%になり、28年の売上高は5兆ドルに達する」と予測する。
同研究部門によると、「中国と米国は世界で最も規模の大きなEC市場であり、28年末にはグローバルECの成長の3分の2を担うとみられるが、成長率は中国が6%、米国が7%で、他の市場に比べて相対的に低い。一方、規模が小さく浸透率が低い地域のEC市場は、これから非常に速いペースで成長するだろう」という。
中国は今や浸透率の非常に高いオンライン小売市場であり、同研究部門の予測では、24年の中国のオンライン小売浸透率は前年比120ベーシスポイント上昇し、EC売上高は同8%増の1兆7000億ドルに達する見込みだ。
同研究部門は欧州市場について、「小売シーンが非常に分散しており、市場ごとに状況が大きく異なることから、文化、言語、ショッピングモデル、消費者の好み、監督管理の枠組などさまざまな方面で違いがある。市場全体の小売が集まるプラットフォームを見ると、欧州のデジタル経済は米国と中国より遅れているが、それがかえって市場シェア拡大のチャンスとなっている」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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2024/6/26
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