Record Korea 2024年6月27日(木) 23時0分
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中国メディアの環球時報は25日、「韓国のブルダック炒め麺は“食品核兵器”?」と題する記事を掲載した。
同記事はまず、韓国のブルダックシリーズの一部商品が、デンマークで「辛すぎる」との理由でリコールされた騒動に言及。メーカーの三養食品が「このような理由でリコール措置を受けたのは初めて。現地の関連規定を細かく把握し、対応していく」と表明したことを伝えた。
その上で、海外ウェブサイトの「世界で最も辛い麺」ランキングでは、ブルダックシリーズが常に上位を占めており、ネットユーザーの間では「辛いが本当においしい」と好評だと説明。実際に環球時報の記者本人が中程度の辛さの麺を食べてみたところ、「我慢できるが他の麺よりも辛く、食べ終わった後に胃腸に“灼熱感”があった」と評した。
そして、韓国のウェブサイト上で「ブルダック麺」と検索すると、肉や野菜、チーズ、卵を入れるなどのオリジナルレシピが多数出てくると説明。三養食品の金廷修(キム·ジョンス)副会長が辛いことで有名なチャーハン店に行列ができていたことにヒントを得て、辛いインスタント麺づくりを思い立ったこと、2012年の発売からインフルエンサーやK-POPスターらが言及したことで人気が高まったことを紹介した。
また、近年は海外でも人気を集めており、米スーパー・ウォルマートなどでは1パック5袋入りで10~14ドル(1600~2200円)と高額だが売り上げは常にトップ3をキープしていると指摘。「オリジナルの味のほか、数量限定や地域限定の味も展開しており、韓国国内でも販売されていない『核(へク)ブルダック炒め麺 激辛3倍』は辛ラーメンの10倍の辛さだ。この辛さは『食品核兵器』とも形容され、海外の多くの若者がチャレンジ動画を撮影したり、韓国人が逆に海外からこの商品を購入したりしている」と伝えた。
記事は、「舌がカプサイシンに触れるとやけどのような痛みを感じることがある。その際、脳が心拍を加速させエンドルフィンを放出するため、軽いエクスタシー感が生じる。成分表を見ると、ブルダック麺は他の製品と比べて糖質が多いが、辛味に糖質を混ぜるとより強い辛さを感じるようになるそうだ」と解説。「辛い物が好きな人は癖になりやすく、味の種類もあるため満足できるだろう。しかし、専門家からは食べ過ぎによる食道がんや胃がんのリスクを懸念する声も出ている」と伝えた。(翻訳・編集/北田)
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