「日本で食べて大失敗」を大量に紹介、ただし擁護の声も―台湾メディア

Record China    2024年6月30日(日) 12時0分

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台湾ヤフーニュースは28日、多くの台湾人がネットを通じて「日本で食べてまずかった食べ物」を挙げているという話題を紹介した。ただし、「私には美味だった」という擁護論も多く投稿されている。

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台湾Yahoo!新聞(台湾ヤフーニュース)は28日、多くの台湾人がネットを通じて「日本で食べてまずかった食べ物」を挙げているという話題を紹介した。ただし、「私には美味だった」という擁護論も多く投稿されている。

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きっかけは、あるユーザーが、台湾人がしばしば日本での美食体験を絶賛し、自分自身も日本で食べた食べ物には満足していることから、逆に「日本にはまずい食べ物はないのか」と気になって、台湾でよく使われている掲示板サイトのPTTに投稿したことだった。

すると、日本の食べ物で失敗したとの投稿が相次いだ。「日本の弁当に入っている梅干し。超級色素」「せんべいは爆しょっぱ」「和菓子。見た目はきれいだけど死ぬほど甘い」「焼きそばパン。しょっぱ」「みたらしだんご。みんな褒めすぎ」「日本の中華料理は本当に試してはいけません」などのコメントが並んだ。

日本で中華料理が広まったのは明治時代からで、時代が経つにつれ、日本の庶民に受けれてもらえるような「現地化」が生まれた。日本で独自の進化を遂げたラーメンは、中国や台湾などの中華圏でも「日式拉麺」などと呼ばれて評価されているが、メニューによっては多くの台湾人が受け入れられないようだ。

特に「悪評」が目立ったのはギョーザだ。ギョーザは本来、中国北部の食べ物で、台湾で広く食べられていたわけではないが、台湾には共産党に敗れた国民党が逃げ込んだために、その際に中国全国の食文化が流入した経緯がある。したがって台湾人にとってギョーザも親しみある食べ物だ。また、台湾の餃子の多くは中国大陸部と同様に、茹でて加熱するいわゆる「水餃子」だ。さらに、ギョーザは「おかず」ではなくて主食の扱いで、皮が厚い点も日本の「焼き餃子」とは大きく異なる。

台湾人には「なじみのあるようでなじみのないギョーザ」にも受け入れられないとする投稿が多く、「どの店のギョーザも焼き餃子で本当にまずい」「焼きギョーザを食べたら人生を疑うことになる」といった声が寄せられた。

また、日本から台湾に伝わり、台湾で「現地化」したたこ焼きについて、日本のたこ焼きは受け入れられないとする投稿も多かった。「柔らかいたこ焼き」「たこ焼きは信じられない、小麦粉を食べているようだ」「たこ焼き。(日本のたこ焼きを)初めて食べて、台湾のたこ焼きがおいしいことを知った」といった投稿が寄せられた。

たこ焼き

ただし、台湾人ユーザーの多くが難色を示した日本の食べ物を熱心に擁護する人もいた。「みたらし団子は超おいしいよね」「みたらし団子は店にもよるけど、焼き方がよくておいしい場合があるよ」「たこ焼きはおいしいよね。台湾とは食感が違うだけ」といった意見が寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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