蘇州の日本人母子襲撃事件で死亡の中国人女性、28日に葬儀、遺族は寄付の申し出に謝意も受け取り断る

Record China    2024年6月30日(日) 10時10分

拡大

中国江蘇省蘇州市で日本人母子が中国人の男に刃物で襲われた事件で、男を止めようとして刺され死亡した中国人女性の胡友平さんの葬儀が28日、市内の葬儀場で執り行われた。

(1 / 2 枚)

中国江蘇省蘇州市で日本人母子が中国人の男に刃物で襲われた事件で、男を止めようとして刺され死亡した中国人女性の胡友平(ホー・ヨウピン)さんの葬儀が28日、市内の葬儀場で執り行われ、友人や市民、市の関係者らが弔意を表した。地元メディアの蘇州日報が報じた。

その他の写真

この事件では、スクールバスを待っていた日本人の母親と子どもが男に刃物のような物で襲われて軽傷を負った。バスに乗り込もうとした男を止めようとして切り付けられたバス案内係の胡さんは重体となっていたが、26日に亡くなった。

胡さんの遺族は蘇州日報を通じて、各方面から哀悼の言葉が寄せられ、寄付の申し出もあったことに謝意を示した上で、「このような状況に遭遇すれば、正義と思いやりのある人はみな同じ選択をしただろう。寄付は受け取らないことに決めた。静かに故人の冥福を祈りたい」とのコメントを発表した。


市の公安局と見義勇為基金会は27日、市政府に対し、胡さんに「蘇州市見義勇為模範」の称号を授与するよう要請した。見義勇為とは、自らの身を挺して他人の危機を救った人を顕彰する制度。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携