Record China 2024年7月1日(月) 17時0分
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中国の民間宇宙企業、北京天兵科技は6月30日、液体燃料ロケット「天龍3号」試験センターでエンジンの燃焼試験を行っている最中に誤って発射台から切り離され、空中を飛行し、山の中に墜落したと明らかにした。
中国メディアによると、中国の民間宇宙企業、北京天兵科技は6月30日夜、同社が開発した液体燃料ロケット「天龍3号」が河南省鞏義市の試験センターでエンジンの燃焼試験を行っている最中に誤って発射台から切り離され、空中を飛行し、同センターから南西に1.5キロ離れた山の中に墜落したと明らかにした。
事故は同日午後3時43分に起きた。同センターは鞏義の市街地から遠く離れた場所にあり、試験前に地元政府と協力して安全対策を講じ、事前に周囲の住民を避難させていたため、この事故によるけが人はいなかったという。
SNS上には、ロケットが黒煙をあげながら山の中に墜落して爆発する様子をとらえた映像が複数投稿された。
天龍3号は、米スペースXのロケット「ファルコン9」と同等の性能で、直径3.8メートル、打上げ時の重量590トン、打ち上げ能力は地球周回低軌道(LEO)が17トン、太陽同期軌道(SSO)が14トン。(翻訳・編集/柳川)
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