Record China 2024年7月1日(月) 19時0分
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森永製菓の菓子「マンナボーロ」に小動物のふんとみられる異物が混入していたとして、約19万個の自主回収が発表された問題に、台湾や中国でも関心が高まっている。
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報道によると、先日、「マンナボーロ」を購入した客から「黒い塊が入っていた」との指摘があり同社が調べたところネズミ類のふんとみられる異物が混入していたことが分かったという。現時点で健康被害の報告はないといい、同社は「品質管理体制の強化に全力をあげる」とコメントした。
台湾メディアのTVBS新聞網によると、台湾では輸入業者6社が同製品計231キロ余りを輸入しており、台湾衛生福利部食品薬物管理署の林金富(リン・ジンフー)副署長は「確かに同じ製造期間に作られた製品が台湾に輸入されているが、回収対象になっているものかは確認中」と述べた。同メディアは医師の話として「(動物のふんを)人が食べると中毒を起こし急性胃腸炎などになる可能性がある。乳幼児であれば影響はさらに大きい」と伝えている。
中国でも観察者網など複数のメディアが「日本の子ども用菓子の中に動物のふん混入か」などと報じており、SNS・微博(ウェイボー)では関連ワードがトレンド入り。ネットユーザーからは「ネズミのふんだと!?」「中国には輸入されていないのか?」「日本は一体どうした」「日本の食品安全は優れているんじゃなかったのか?。子どもが口にするものは最も安全であるべきではないのか?」などのコメントが投稿された。
ほかにも、「やはり日本からの輸入食品は安全リスクが高い」「日本は信用に値しない。自動車メーカーも軒並み不正をしていたし、その他にも次々偽造が明かになっているから」「外国の、特に日本の食品は思ったよりも安全ではないことは事実が証明している」などの声が続々と上がっている。(翻訳・編集/北田)
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