18MW中速全集積洋上風力発電ユニットの設置完了―中国

CRI online    2024年7月1日(月) 16時30分

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中国船舶集団が自主開発し、中国北東部の遼寧省営口市で組み立て作業が進められていた18メガワット中速全集積洋上風力発電ユニットは6月30日に同作業が完了しました。

中国造船最大手の中国船舶集団が自主開発し、中国北東部の遼寧省営口市で組み立て作業が進められていた18メガワット中速全集積洋上風力発電ユニットは6月30日に同作業が完了し、調整・ネットワーク化の段階に入りました。秒速11~15メートルの下で1回転ごとに44キロワット時を発電します。ユニット1基につき毎年約7400万キロワット時のクリーン電気エネルギーを送電し、4万世帯の電力需要を満たすことができます。

風力発電製品の高度化・更新と技術進歩に伴い、風力発電ユニットの大型化は風力発電の「規模化発展」にとって必然的な需要となっています。この18MWユニットのブレード、ギアボックス、発電機などのコア部品はすべて中国が自主開発・生産したものです。99%を上回る国産化率によって、洋上風力発電設備製造業の自主開発と産業の高度化が実現しました。中国船舶集団(CSSC)の責任者によりますと、洋上風力発電は深海に向かいつつあり、プロジェクトの開発コストは大幅に増加しています。大出力の洋上風力発電ユニットを使用することで、ユニット設置数を減らし、基盤や施工のコストを減らし、プロジェクトへの一括投資を減らすことができます。

最新のデータによりますと、中国の洋上風力発電設備の容量が世界に占める割合は約50%です。クリーンエネルギーに対する世界的な需要が高まるにつれ、大出力洋上風力発電ユニットの市場需要も高まる見込みです。(提供/CRI

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