パンダより貴重!絶滅の野生華南トラか?怪現象受け自然保護区を大捜索―陝西省

Record China    2007年7月3日(火) 9時52分

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報道によると、陝西省化龍山自然保護区では大がかりな華南トラ捜しが行なわれている。野生の華南トラはすでに絶滅したといわれているが、はたして本当なのだろうか?

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2007年7月1日、絶滅したはずの野生の華南トラに関する報道があった。

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陝西省化龍山自然保護区周辺の安康市鎮坪県や平利県では以前から頻繁に華南トラが目撃されており、体重150kgの馬が食い殺されたり、山中で体重100kg以上もある野生のイノシシが噛み殺されているのが発見されたりといった、一般に山奥に生息する動物が引き起こしたとは考えにくい事件も多発。地元民は保護区にいる華南トラの仕業だと確信していた。

華南トラはトラの中でもっとも小型で、中国固有の動物。現在人工飼育で68頭の華南トラが国内18都市の動物園に生息している。パンダよりも貴重な国家保護動物だといわれている華南トラを捜して、2006年からは陝西省人民政府も本格的な調査に乗り出した。

2006年6月、9月、2007年1月の3回にわたり、陝西省林業庁が正式に派遣した華南トラ調査チームが鎮坪県一帯を捜索。大量の証拠や証言を集めたが、決定的な証拠は得られず華南トラの消息は謎に包まれたままである。(翻訳・編集/本郷智子)

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