Record China 2014年9月5日(金) 9時32分
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3日、新華社は今年から制定された抗日戦争勝利記念日に合わせて、「中日国民の体力の格差を見よ」と題したコラムを掲載した。日本の健康推進、スポーツ振興政策に学ぶべき部分が多いと伝えている。写真は中国の小学校の体育。
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2014年9月3日、新華社は今年から制定された抗日戦争勝利記念日に合わせて、「中日国民の体力の格差を見よ」と題したコラムを掲載した。日本の健康推進、スポーツ振興政策に学ぶべき部分が多いと伝えている。以下はその内容。
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中国人は大きな犠牲を払って、偉大な勝利を収めた。精鋭の日本侵略者に対し、中国の軍民は多くの部分で及ばなかった。軍備、思想以外に、当時の両国国民の体力に開きがあったのだ。抗日戦争には勝利したものの、中日国民の体力の格差は、まだ完全に埋まってはいない。
教育部は、20年以上にわたって低下を続けていた中国の学生の体力が向上し始めたと発表した。だが、大学生の体力の低下にはいまだ有効な歯止めがかかっていない。2012〜2013年、19〜22歳の大学生の瞬発力、力、スピードは中高生と同等かそれよりもやや低く、耐久力、柔軟性は低下した。
2014年の6〜69歳のスポーツ活動と体力の状況を調べた調査では、60.5%の児童、青少年が、体育の授業に出席する理由を「面白いから」と回答した。体育が嫌いだと回答した中では、43.9%が「苦しい、疲れる、寒い、暑い」といった理由を挙げた。23.4%が、体育の時間に「自分で遊んでいるか自習している」と回答し、24.4%が運動の負荷が小さいと回答した。
日本で行われている国民の体質、健康強化に関する施策は見習うべきだ。戦後の学校給食は栄養の基準に達することが求められ、1961年の「スポーツ振興法」によって公共のスポーツ施設が建設された。中国でも、国民の体力や健康を重視する声が高まっている。国家がスポーツ事業や、国民の健康を重視していけば、中国国民は必ずやその成果を享受することになるだろう。それは大国、強国の証であり、正義の勝利者の証でもある。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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