Record China 2014年9月5日(金) 16時40分
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5日、台湾・アップルデイリーによると、台湾バスケットボール協会の李一中秘書長は、韓国から「中華台北男子バスケットボールの帰化選手は仁川アジア大会への出場資格を持たない」との書簡を受け取ったことを明かした。資料写真。
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2014年9月5日、台湾・アップルデイリーによると、台湾バスケットボール協会の李一中(リー・イージョン)秘書長は、韓国から「台湾男子バスケットボールの帰化選手であるクインシー・デービスは、台湾の居住期間が3年に満たないため、仁川アジア大会への出場資格を持たない」との書簡を受け取ったことを明かした。
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李秘書長は「韓国のアジア大会組織委員会の対抗心は強い。直前になってこんな手段を講じてくるとは」と怒りをあらわにした。台湾側は過去に2度、同選手の出場資格についての確認を行っているが、それまでは「問題ない」との回答だったという。
実はこの話には前置きがある。台湾男子バスケットボールチームは7月に仁川アジア大会に向けて韓国で10日間合宿を行い、その間、韓国代表と親善試合を2試合行った。その際、韓国の兪載学(ユ・ジェハク)監督はこの2試合で韓国を苦しめたクインシー・デービスについて、「なぜ彼がアジア大会に出場できるのか理解できない」と発言。また、韓国メディアも「台湾の帰化選手がアジア大会に出場できるのに、韓国の帰化選手が出られないのはなぜだ」と訴えた。
韓国の帰化選手アーロン・ヘインズは、2008年から6シーズン韓国でプレーしているが、FIBAアジア(前身はアジアバスケットボール連盟)は韓国で居住していたとは認めなかった。そのため、「対象国で3年間生活していなければならない」との条件をクリアできず、仁川アジア大会への出場資格が得られなかった。
この件が韓国の「妨害」につながっているかは定かではないが、台湾のバスケットボールファンからは、「ひきょうな民族。過去にも何度となく汚いマネをしているから、(今回の件も)不思議はない。もし今後、台湾にすり寄ってくるようなことがあれば注意が必要だ」「これは偏見ではない。韓国はこれまでに何度も同じようなことをしているからな」「ワールドカップで惨敗したから、アジア大会で慰めようってことか?」など、怒りのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/TK)
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