2014年9月5日、台湾の小説家で映画監督のギデンズ・コー（九把刀）が、大麻使用で身柄を拘束された若手俳優コー・チェントン（柯震東）と対面し、話し合ったことを明かした。NOWnewsが伝えた。

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コー・チェントンは先月14日、違法薬物使用の疑いで北京公安局に拘束された。大麻使用が明らかになり、同29日に釈放されて台湾に戻っている。

ギデンズ・コーの原作で、初監督映画となった「あの頃、君を追いかけた」は2012年に空前の大ヒットを記録。主人公を演じたのが当時新人だったコー・チェントンで、コー監督はまさに芸能界での“育ての親”的な存在だ。

コー監督は5日、台湾に戻ったチェントンと3時間にわたって話したことを明かした。拘束以降のメディアの反応を非常に恐れており、会話の中で「怖い」を連発。「今まで見たことがないほどのすさまじさ」で号泣したと語っている。チェントンには「反省に反省を重ねる」よう、厳しく諭したという。

大麻使用が発覚したことは、「神のご加護だ」とも語る。「自分も27歳で人気作家になった時は『勘違い』があった。彼はまだ23歳で、早い時期に挫折を味わったのは、神が彼を愛してくれているからだ」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）