Record China 2014年9月11日(木) 8時57分
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9日、中国紙・羊城晩報(電子版)によると、河南省鄭州市の刀削麺食堂の経営者・李剛さんが7日に息を引き取った。昨年1月、骨肉腫と診断された李さんを支援するため、鄭州市民が立ち上がったことで有名になった男性だ。
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2014年9月9日、中国紙・羊城晩報(電子版)によると、河南省鄭州市で刀削麺店を経営する男性・李剛(リー・ガン)さんが7日に息を引き取った。
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昨年1月、李さんは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、「骨肉腫と診断されたが、わが家は経済的に豊かとはいえない。市内西部に住むみなさん、私の店で刀削麺を食べてくれませんか。そうすれば妻も助かるのですが」と書き込んだ。李さんの正直な言葉は瞬く間に拡散され、多くの鄭州市民が李さんの店を訪れるように。刀削麺を食べる人やボランティアで店員をする人、義援金を差し出す人で李さんの店先はいっぱいになった。この状況を多くの国内メディアが「全市で麺を食べる」と伝えたことから、李さんは一躍時の人となった。
市民の善意が集まった結果、李さんは鄭州市や陝西省西安市の病院で3度の手術を受けることができ、病状は安定した。今年1月には刀削麺の店を新装開店するまでに回復したが、6月に入って再び悪化。治療のかいなく、9月7日にこの世を去った。同日午後、李さんの遺志により彼の角膜は河南省のアイバンクに提供された。彼の訃報を知ったネットユーザーは、ロウソクを灯した写真をネット上に掲載して深い哀悼の意を示した。(翻訳・編集/本郷)
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