Record China 2014年9月12日(金) 12時21分
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11日、清華大学の李稲葵氏は、天津で行われた夏季ダボス会議で、「4年前、中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となったばかりだったが、現在、中国の経済規模は日本の2倍に達している」と述べた。資料写真。
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2014年9月11日、清華大学蘇世民(スティーブ・シュワルツマン)スカラシップの李稲葵(リー・ダオクイ)主任は、天津で行われた夏季ダボス会議で、「4年前、中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となったばかりだったが、現在、中国の経済規模は日本の2倍に達している」と述べた。中国新聞社が伝えた。
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政府統計によると、今年上半期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比7.4%増の26兆9044億元(約469兆2127億円)で、日本のGDPの2次速報値は241兆697億円だった。中国の経済規模はすでに日本の2倍近くになっていることがわかる。
最近の日本とインドの接近について、李主任は、政治的な動機が多く含まれていると指摘した。9月1日、安倍首相とインドのモディ首相は会談を行い、防衛、経済、原子力の分野で協力を進めることで合意し、日本はインドに350億ドルの投資を行うと述べた。
李主任は「ビジネスにおいて、安倍首相は中国ではなくインドとの協力を強化しているが、これはうまくいかないだろう。中国の市場規模はインドの4〜5倍であり、依然として高い経済成長を続けているからだ」と述べた。
また、「安倍首相は政治的な動機があってインドとの協力を強化しているのだろう。インド、オーストラリア、米国との関係を強化する外交方針、そして憲法改正によって支持率を高めようとしている」と語った。
また、日本経済の見通しについて、李主任は安倍首相の政策が成功を収めた形跡がみられないこと、特に財政赤字を減少させる経済政策が見当たらず、エネルギーの対外依存や貿易赤字を減少させられていないとして、悲観的な見方をしている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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