「トゥヤーの結婚」のワン・チュアンアン監督、買春で拘束=未成年女性と関係も―中国

Record China    2014年9月16日(火) 11時30分

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15日、映画「トゥヤーの結婚」などで知られる中国のワン・チュアンアン監督が、買春の容疑で公安局に身柄を拘束されたことが明らかになった。写真はワン・チュアンアン監督とキティ・チャン夫妻。

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2014年9月15日、映画「トゥヤーの結婚」などで知られる中国のワン・チュアンアン(王全安)監督が、買春の容疑で公安局に身柄を拘束されたことが明らかになった。新華網が伝えた。

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中国の第6世代を代表する一人、ワン・チュアンアン監督が10日、買春の容疑で拘束された。場所はワン監督の個人オフィスがある高級マンションで、市民の通報により公安局が駆けつけたもの。中には監督はじめ、女性2人がいたという。

公安局の公式中国版ツイッターによると、今月8〜10日にかけて3日連続で買春行為があり、中には未成年の女性も含まれていた。調べに対しワン監督は、10日は携帯サイトを通じて2人の女性を呼び出し、それぞれに800元(約1万4000円)を支払ったと語っている。なお、中国の「治安管理処罰法」では、買春行為について10日以上15日以下の拘留と、5000元(約8万7000円)以下の罰金を課している。

48歳のワン監督は、チャン・イーモウ(張芸謀)やチェン・カイコー(陳凱歌)に続く、新世代の国際派監督として注目される1人。2006年の「トゥヤーの結婚」が第57回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。監督の名前を一気に国際舞台へ押し上げた。2011年の「白鹿原」は第61回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された。この作品でヒロインを演じた人気女優キティ・チャン(張雨綺)と同年結婚している。

監督が買春行為に及んだ期間、キティ・チャンはニューヨーク・ファッション・ウィークのため訪米中で不在だった。今回の騒動に対し15日、社会に与えた影響について謝罪文を公表するとともに、「2人で向き合い、共に責任を負っていきたい」とコメントしている。(翻訳・編集/Mathilda

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