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15日、中国で「未富先懶」(国が豊かになる前に怠ける)が社会現象になっている。資料写真。
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2014年9月15日、中国新聞社によると、米華字紙・僑報は、中国で、「未富先懶」(国が豊かになる前に怠ける)が社会現象になっていると報じた。
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「富二代」(金持ちの子女)は起業精神に乏しく、「拆二代」(都市開発による立ち退きの保証金で成金となった子女)は家賃収入に頼り、「農二代」(若い世代の出稼ぎ農民)は農業に従事せず、都市に出稼ぎに来ても仕事が長く続かない。近年、「第二世代」といえばネガティブなニュースに関連するものばかりだ。
こうした現象は社会の発展に付随するものだ。英国で生まれた「ニート」は日本にひろがり、米国の新成人は、自活の困難さから逃れるため両親の元に戻ることを選択する。
富は生活を享受するための基盤であるが、同時にまた、進歩や努力のための原動力を失わせるものでもある。これは世界規模でいまだ解決されていない「ジレンマ」だ。経済的に豊かになったあと、「ぜいたく」や「怠け」をいかに遠ざけるか。中国に限らず、世界中が解決の道を模索し続けなければならない。(翻訳・編集/NY)
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