Record China 2014年9月17日(水) 15時35分
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15日、韓国紙・中央日報は、韓国陸軍で発生した電気拷問式の虐待事件について報じた。軍紀を引き締めるため、上官が部下に対し、非常用電源供給機を使って電流による体罰を与えていた。資料写真。
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2014年9月15日、韓国紙・中央日報は、韓国陸軍で発生した電気拷問式の虐待事件について報じた。軍紀を引き締めるため、上官が部下に対し、非常用電源供給機を使って電流による体罰を与えていた。16日付で中国新聞社(電子版)が伝えた。
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報道によると、韓国第1空挺特殊旅団のある軍曹は、12年4月から13年8月までの間に、業務の把握状況が未熟であるなどの理由で、直属の部下2人の唇や舌先に数分から数十分間、電流を流すという体罰を繰り返し行った。
軍曹が体罰に使用したのは、トランシーバーの電源供給が絶たれた時に使用する非常用電源供給機で、電圧は市販の乾電池8個分に相当する12ボルトのものだった。軍関係者によると、電流を利用した体罰は過去にも行われてきたが、場所は主に耳や指先。電流が流されると強烈な痛みを伴うため、今回のような唇や舌先への体罰については「やりすぎ」との批判が起こっている。
体罰が繰り返される背景について、特殊旅団の関係者は「上官の権限が大きいため、仮に無理難題であっても反発することが難しく、軍内部でもみ消される」と内情を明かす。軍曹は、8月末に当局に拘留された。現在、その他の部下に対する日常的な虐待についても調査されているという。(翻訳・編集/HA)
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