2014年9月25日、中国外交部の華春瑩（ホア・チュンイン）報道官は記者会見で、日中関係の改善と発展における鍵は日本側が誠意を見せられるかどうかにあると語った。中国新聞社が伝えた。

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汪洋（ワン・ヤン）副首相がこのほど日中経済協会代表団と会見、日中間の海洋問題をめぐる「日中高級事務レベル海洋協議」も行われ、日中関係改善に向けた兆しとの見方がある。これについて華報道官は、代表団は中国貿易促進会の招待で訪中、これにより汪副首相が会見したとし、両国は重要な貿易パートナーであり、経済界を含めた日本の各界が日中関係の発展・改善に積極的に働きかけることを歓迎すると話した。

しかしその一方で、日中関係の改善と発展における問題に対する中国側の立場は明確だと指摘。関係改善と発展の鍵は日本側が誠意を見せられるかどうか、日本が両国関係の正常な発展に悪影響をもたらす政治的な障害を解消させるための努力を実際の行動で示せるかどうかにあると話した。（翻訳・編集/岡田）