「グランド・マスター」3D版が来月登場、ウォン・カーウァイ監督が続編に意欲―中国

Record China    2014年9月29日(月) 12時40分

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28日、映画「グランド・マスター」3Dバージョンの記者発表会が北京市で行われ、ウォン・カーウァイ監督が出席。続編制作への意欲も語った。

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2014年9月28日、映画「グランド・マスター」3Dバージョンの記者発表会が北京市で行われ、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督が出席。続編制作への意欲も語った。新浪が伝えた。

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「グランド・マスター」は、ブルース・リーの師匠でもある武術家イップ・マン葉問)の半生を映画化した作品。香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)がイップ・マンを演じ、カンフーアクションに初挑戦。さらに、中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)や台湾の俳優チャン・チェン(張震)ら豪華な顔ぶれが出演している。

昨年1月に公開され大ヒットした「グランド・マスター」が、3Dバージョンでよみがえることに。来月23日からの公開が決定し、北京市で行われた発表会にウォン・カーウァイ監督が出席。さらに2分間の最新トレイラー映像も公開された。

もともと、「グランド・マスター」は3D映画として制作を希望していたが、「条件が整わない」理由で断念していた。しかし、やはり夢は捨てがたく、1年の時間をかけて3Dバージョンを完成。ハリウッドの専門家を招き、常時200人のスタッフが作業していたという。その制作費については、「通常版の「グランド・マスター」を撮った費用より若干少ないくらい」と、かなりの額が投入されたことをウォン監督が明かしている。

最新トレイラーで公開された雨の中で戦うシーンは、通常版よりリアル感が倍増。水滴のはねる感覚まで伝わり、鮮烈な印象を与えている。

ウォン監督によると、チャン・チェンと中国のコメディアンの趙本山(チャオ・ベンシャン)が演じた人物の関わりなど、ストーリーをさらに膨らませて、続編を撮りたい意欲は大いにあるという。ただし、寡作かつ1本に膨大な時間を注ぎ込むことで知られるだけに、「何年かかるか分からない」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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