ファッション界の“メード・イン・チャイナ”、中国人は否定的―仏メディア

Record China    2014年10月3日(金) 20時32分

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29日、仏AFP通信が28日、「ファッション業界で“メード・イン・チャイナ”は世界的に受け入れられている、中国人を除いて」との記事を掲載した。

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2014年9月29日、環球時報によると、仏AFP通信は28日、「ファッション業界で“メード・イン・チャイナ”は世界的に受け入れられている。中国人を除いて」との記事を掲載した。

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プラダのオーナー兼デザイナーであるミウッチャ・プラダ氏をはじめ、ファッション業界の著名人にとって、“メード・イン・チャイナ”は「何の問題もない」と受け止められている。しかし、ラグジュアリーな衣類を生産しようとする中国のファッションブランドやデザイナーは、“メード・イン・チャイナ”はブランドの認識や生地の買い付けなどでさまざまな障害があり、国際競争においても一種の足かせになっていると見ているという。

中国を代表するデザイナー王汁(ワン・ジー)さんは、業務の4割を中国、6割をイタリアで行っている。海外への販売では輸出入税が問題になるとし、中国で生産した服は海外の店に運ぶと価格が30%高くなり、機能性の高い繊維を使っていると関税もかけられ、コストはさらに高くなるという。また、「中国での生産そのものには何の問題もないが、生地については中国国内では品質がまだ安定していない。100%イタリアから輸入せざるを得ない」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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