Record China 2014年10月10日(金) 6時47分
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8日、行き過ぎた表現の中国抗日ドラマが国内メディアから批判されている。写真は中国人民抗日戦争記念館。
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2014年10月8日、環球時報(電子版)は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を引用し、行き過ぎた表現の中国抗日ドラマが国内メディアから批判されていると伝えた。
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ウォール・ストリート・ジャーナルは6日、「これまでの抗日ドラマはベテラン俳優が主演することが多く、ストーリーは戦時の情景を伝えたものが主体で、衣装も控えめだった」と紹介した上で、「中国青年報が『現代風に走る抗日ドラマは間違っている』と報じたほか、北京日報は、『今の抗日ドラマは主要人物の外見を重視しており、もはや戦争ドラマなのかトレンディドラマなのかわからない』と報道している」と紹介した。
さらに、中国の映像業界に詳しい謝暁虎(シエ・シャオフー)氏は、「抗日ドラマの変化は、若者を意識したもの。若者は劇中の衣装やキャスティングを重視する傾向があるため、制作側がそれに合わせたドラマを作っている」と指摘する。
報道では、「こうして生まれた抗日ドラマでは、手りゅう弾で日本機を撃墜したり、弓矢で多くの日本兵を倒したり、素手で日本兵を引き裂くなど誇張過ぎる表現が用いられ、多方面から批判が聞かれている。国はこうした表現を警告しているが、根絶には至っていない」と結んでいる。(翻訳・編集/内山)
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