Record China 2014年10月10日(金) 12時40分
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9日、香港のジョン・ウー監督が、「レッドクリフ」から5年ぶり、今年12月公開の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)について語った。
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2014年10月9日、香港のジョン・ウー(呉宇森)監督が、「レッドクリフ」から5年ぶり、今年12月公開の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)について語った。新浪が伝えた。
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ジョン・ウー監督の最新作で、「中国版タイタニック」こと「THE CROSSING」の前編が、中国で12月2日に封切りを迎える。女優チャン・ツィイー(章子怡)や長澤まさみ、ソン・ヘギョをはじめ、俳優陣ではホアン・シャオミン(黄暁明)や金城武と、日中台韓の人気スターが出演することでも話題だ。
「THE CROSSING」は、1949年に起きた大型旅客船・太平輪号の事故をベースに、3組のカップルの運命を描いている。「中国版タイタニック」と呼ばれることについてウー監督は、「船の事故と悲恋を描くという点は共通しているが、それに特化したものではない。恋愛だけでなく時代背景や世情など、さまざまな要素を盛り込んでいる」と答えている。
太平輪号を所有していた上海中聯輪船公司は、台湾の人気司会者ツァイ・カンヨン(蔡康永)の父親が経営していたことで知られる。乗客には当時の富裕層が多く、乗客名簿も存在しているため、犠牲者の詳細まで明らかになっている。このため、映画に登場する3組のカップルについて、モデルがいるのでは?とも言われる。
ウー監督はこれについて、「あくまで映画。ドキュメンタリーではない」と否定。その人物像を参考にした乗客は確かに存在するが、「人物や肩書き、その運命が完全に一致するわけではない」と話している。
「レッドクリフ」は長編になったため2部構成で上映された。「THE CROSSING」も同じく前後編の2部仕立てとなっている。物語の主軸になる3組のカップルのエピソードについて、「3部作にできるほど」と語ったウー監督。1作の予定だった「レッドクリフ」とは違い、もともと2部構成を想定して制作したものだという。(翻訳・編集/Mathilda)
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