2014年10月14日、薬物や買春に関わったタレントの「締め出し」を決めた中国で、俳優コー・チェントン（柯震東）や脚本家のニンツァイシェン（寧財神）らの作品の一部が、まだネット視聴できる状況にあるという。中国時報が伝えた。

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中国メディアを統括する国家広播電影電視総局（広電総局）がこのほど、違法薬物や買春に関わったタレントや制作者を、テレビや・映画・ネット配信動画などから締め出すことを公式文書で通達した。

台湾メディア・中国時報の調査によると、こういったタレントの出演作がネット上から続々と消えているのは事実。しかし、大麻を使用し拘束された台湾の俳優コー・チェントンや、今年6月に違法薬物で同じく拘束された人気脚本家の寧財神の作品は、まだ一部のサイトで視聴できるという。しかし、チェントンの主演映画「捉妖記」については、今月9日に予定されていたキャンペーンが急きょ中止に。今後は締め付けがさらに厳しくなり、完全に締め出される可能性も高い。

チェントンについては今月15日、台北検察庁による2度目の取り調べが行われる予定。初犯および反省の態度を見せていることで不起訴となる可能性が高く、リハビリ施設入りではなく、自費による治療とリハビリを受けることになりそうだ。（翻訳・編集/Mathilda）