Record China 2014年10月19日(日) 20時36分
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中国メディアによると、安徽省蚌埠市の中学校が、今年のノーベル化学賞を受賞した米国人の夫人が同校出身であること「便乗」して「本校の娘婿の受賞を祝福する」と校内に掲示、ネット上で批判にさらされている。
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2014年10月18日 中国メディアによると、安徽省蚌埠市の中学校が、今年のノーベル化学賞を受賞したエリック・ベッチグ氏(米)の夫人が同校出身であることにちなみ、「本校の娘婿の受賞を祝福する」と校内に掲示した。学校側は「宣伝目的」を否定しているが、あまりの便乗ぶりにネット上で批判にさらされている。
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報道によると、ベッチグ氏の夫人・吉娜(ジーナー)さんは、蚌埠市出身。蚌埠一中で中学・高校時代を過ごし、中国科学技術大学化学物理学科に進学した。卒業後は中国科学院化学研究所の実験室勤務(1999〜2000年)を経て、米カリフォルニア大学バークレー校に留学し、研究活動を通じて同氏と知り合った。
この校内掲示のニュースが伝わると、中国のネット上では
「この学校と全然関係ないじゃん」
「面の皮、厚すぎ」
「中国で最も進んだ学問は『コネクション学』」
「ノーベルコネクション賞をこの学校へ贈ろう」
「この学校のトップは、病院へ行くべきだ」
「『鶏肉を食べられないなら、ニワトリの毛を一本でもつかめ』の言葉通りだ」
などと、非難の嵐が巻き起こった。
日本のネットユーザーからは
「今年の爆笑ニュース大賞にノミネート決定」
「『この皿はウナギを盛り付けたことがある』という記憶をオカズにご飯を食べるようなもの」
「『宝くじに当たったら知らない親戚から電話がきた』っていうやつ?」
「このずうずうしさ、笑うしかない」
など、話題づくりに走った学校側を皮肉るコメントが多数寄せられている。
地元の安徽商報によると、学校側は掲示の理由を「うれしさ、光栄、自慢から」と説明。「掲示板を撤去する意向はない」という。(編集/KU)
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