中国の自動車市場が飽和状態の兆し、国産車に大きな打撃―独メディア

Record China    2014年10月20日(月) 15時35分

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18日、参考消息によると、独週刊紙ディー・ツァイトは14日、「世界最大の自動車市場に飽和現象の兆しが現れた」と報じた。写真は2014年の北京モーターショーの様子。

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2014年10月18日、参考消息(電子版)によると、独週刊紙ディー・ツァイト(電子版)は14日、「世界最大の自動車市場に飽和現象の兆しが現れた」と報じた。

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中国汽車工業協会(CAAM)は、9月の自動車販売が2.5%伸びたことを明らかにした。しかし、前年は20%以上の成長だった。CAAMによれば、現在、新車の販売状況は芳しくなく、とりわけ中国国内のブランドは苦戦しており、中国の自動車メーカーは生産過剰に陥っているという。

一方、ドイツの自動車メーカーは高い成長を続けている。フォルクスワーゲンは1〜9月の売上高が前年よりも15.2%伸び、中国市場のシェアが16%前後にまで増えている。中国国内のメーカーも、海外メーカーとの合弁などによって技術的に向上し、価格面で優位にあるはずだが、国内シェアは低下を続けており、現在の国内市場における国産車のシェアは37.6%。前年同期比で2.5%低下している。

記事は、「国家発展改革委員会が2014年夏、海外自動車メーカーの競争力を低下させることを狙った一連の措置をとった。これにより、アウディが罰金処分を受けた」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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