韓国・野外コンサートでの崩落事故は「あきらかな人災」、危険箇所に警備員配置せず―韓国メディア

Record China    2014年10月20日(月) 12時5分

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19日、環球時報(電子版)によると、韓国京畿道城南市で行われた野外コンサート中に換気口が崩落し、16人が犠牲となったことについて、韓国の各メディアが「人災ではないか」と報じている。写真は韓国。

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2014年10月19日、環球時報(電子版)によると、韓国京畿道城南市で行われた野外コンサート中に換気口が崩落し、16人が犠牲となったことについて、韓国の各メディアが「人災ではないか」と報じている。

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17日、城南市の野外コンサート場で行われた、5人組人気ガールズグループ、4Minuteの公演中に換気口が崩落。これにより16人が犠牲となり、10人以上が負傷した。一部の観客が、ステージがよく見えるよう、やや高い位置にある換気口のふたの上に乗っていたという。

この件に関して韓国・YTNテレビは、「イベント関係者は38人に上るが、安全面の知識を持つものは1人もいなかった。それどころか、現場には4人の警備員を配置する予定だったにも関わらず、警備員の姿は1人も見られなかった。大規模イベントの警備員配置に関する具体的な規則はないが、警察は主催側に過失があったとして調べを進めている」と報じた。

さらに、韓国・亜細亜経済は19日、60代の目撃者の証言として、「これは明らかな人災だ。換気口の位置は地面との距離が近く、緩やかな傾斜があったため、人が乗りやすくなっていた。だが、換気口には『危険』や『乗るな』といった注意書きはなかった」と伝えている。(翻訳・編集/内山

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