韓国の外国人留学生、3割が「差別」を経験=「欧米人に友好的だが、中国人を排斥する傾向」―韓国メディア

Record China    2014年10月20日(月) 17時26分

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20日、中国新聞網は韓国に存在する外国人留学生に対する偏見について伝えた。写真は韓国の地下鉄。

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2014年10月20日、韓国・亜州経済によると、現在韓国の4年制大学に通う外国人留学生は約8万6000人で、うち中国人が58.6%と過半数を占めている。これに関して、中国新聞網は韓国に存在する外国人留学生に対する偏見について伝えた。

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韓国誌が外国人留学生を対象に行った調査では、30.9%の留学生が差別を受けた経験があると語っている。統計によると、言葉での差別が最も多く、41.3%だった。29.3%の留学生は、バイト先で差別を受けたと話している。

報道によると、韓国学生は欧米人に対しては友好的だが、アジア人とりわけ中国人留学生に対し偏見を持っており、排斥する傾向がある。報道では、「留学生の不満が反韓感情に発展しないよう、韓国政府や大学および現地学生らは共に努力する必要がある」と指摘している。

専門家の中には、「韓国政府は、留学生を両国関係の将来の橋渡し役だと考えるべき。韓国学生が海外の文化に触れる機会を増やし、外国人留学生への偏見をなくすよう対策を取る必要がある」と指摘する声も聞かれている。このほか、取材に協力した韓国の大学で学ぶ中国人留学生は、「韓国学生が偏見をなくさない限り、韓国の大学がグローバル化することは非常に困難だ」と語っている。(翻訳・編集/内山

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