Record China 2014年10月22日(水) 6時2分
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20日、2013年の訪中観光客数が前年より減少したことが分かった。大気汚染が主な原因だという。写真は大気汚染がひどい北京の街。
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2014年10月20日、中国旅游研究院が発表した「中国入境旅游発展年度報告2014」によると、2013年の訪中観光客数が前年より減少した。大気汚染が主な原因だという。新華社が伝えた。
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報告によると、13年の訪中観光客数は前年比2.51%減の1億2907万7800人だった。また、13年に中国を訪れ、1泊以上滞在した観光客は前年比3.53%減の5568万5900人だった。
中国は外国人観光客の市場規模でフランス、米国、スペインに次ぐ世界4位となっている。また、入国者からの外貨収入は前年比3.27%増の516億6400万ドル(約5兆5280億円)で、こちらも世界4位の規模を誇っている。
訪中観光客市場の発展に関して、中国旅游研究院の戴斌(ダイ・ビン)院長は「経済状況や国家関係などの基本的な要素以外に、天候などの不確実要素の影響が大きくなり、ますます複雑になっている。特に、大気汚染は訪中観光客市場に影響する主要な要素になった」と指摘した。
13年に中国を訪れた観光客で多かったのは香港(全体の59.56%)、マカオ(16.07%)、台湾(4%)で、これ以外の外国人観光客は20.37%だった。また、訪中外国人のうち、最も多かったのは韓国、日本、ロシア、米国からの観光客で、この4国で訪中外国人全体のおよそ4割を占めている。(翻訳・編集/HA)
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