2014年10月22日、テンセント（QQ）によると、NBAのダラス・マーベリックスは、富樫勇樹との契約を解除した。

【その他の写真】

マーベリックスは現地時間15日に富樫勇樹との契約を発表したばかり。契約解除の理由について、マーベリックスはチーム内にポイントガード（PG）が多く在籍しているためと説明している。同ニュースについて、中国ネットでは多くのコメントが寄せられている。

「マーベリックスは日本を恨んでいるのか？まったくチャンスを与えず契約を解除してしまった。それだけ猛者がひしめくNBAで居場所を見つけることは難しいということだ」

「スピードがあっても、身長に大差があっては、シュートまでもって行くことは難しい。NBAでは、小さな欠点でも致命的な要素となる」

「アジアで姚明（ヤオ・ミン）クラスのスターはそう簡単に誕生しない」

「日本では通用するかもしれないが、たかが167センチではNBAでは通用しない」

「中国の代表選手は日本に劣る。日本を批判して何の意味がある」

「中国人はいつもそうだ。自分の欠点は見ようとしない」

「彼の実力は、中国のPGを完全にしのいでいる」

「マーベリックスはPG陣が充実しているなら、なぜ富樫と契約したんだ？これでは嫌がらせではないか」

「彼の技術は中国選手を超えている。日本のバスケは台頭してきている。中国はもっと頑張れ」

「富樫がマーベリックスと契約した時は、多くの人が驚きエールを送ったものだ。それなのに、契約解除した途端、冷やかしや批判の声が相次いでいる。全く理解できない」

「姚明がNBAで活躍していた当時、日本人も一緒に応援していた。富樫がNBAで活躍できるチャンスがあるのは、アジア全体にとって栄誉あることだ。スポーツに国境はない。我々が憎んでいるのは安倍首相だけだ」

「彼は日本人だが、尊敬に値する人物。身長は私よりも低いのに、NBAと契約できるのだから。契約は解除されたが、NBAのほかのチームと契約し、奇跡を起こしてほしいと願っている」

以上のように、富樫勇樹に対し否定的な意見も見られたが、実力を認める意見や、批判する意見に対する反論、エールも同程度見られた。（翻訳・編集/内山）