中国本土に対する否定的な報道が目立つのは、台湾人に謙虚さが足りないせいかもしれない―台湾メディア

Record China    2014年10月24日(金) 23時56分

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22日、環球網によると、台湾で中国人観光客のマナー違反に批判が高まっているが、中国本土観光客のマイナス面ばかり報じる姿勢に、同じ台湾のメディアから反省の声が上がっている。写真は台湾。

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2014年10月22日、環球網によると、中国本土から来た観光客が台北市内の有名レストランの店内で子どもにおしっこをさせたと報じられ、中国人観光客のマナー違反に批判が高まっているが、詳細を調べたところ、事実に反する“誤報”だったことが明らかになった。十分調べもせず、中国本土観光客のマイナス面ばかり報じる姿勢に、同じ台湾のメディアから反省の声が上がっている。

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台湾の日刊紙・旺報は22日の社説で、「善意は両岸(中台)の平和を守る万里の長城だ。長い時間の積み重ねがあって初めて効果を発揮するが、一夜にして崩壊する危険もある」とし、一方的なものの見方を戒めた。

中台の交流正常化を主張する馬英九(マー・インジウ)氏が政権の座について以来、さまざまな面で交流が活発になり、多くの経済効果をもたらしている。2013年の調査では、台湾を訪れた観光客のうち、中国本土の観光客の満足度が最も高い(96%)。ネット上でも台湾への評価は高い。

記事は、「中国本土の人々が台湾をたたえる言葉はよく目にするが、台湾の人々が中国の人々を肯定的に見る言葉はあまり目にしない。これは、台湾の人々に謙虚さが足りないせいかもしれない」とし、「善意は互いに発信されるが、悪意もまたしかりだ」と注意を促している。(翻訳・編集/岡田)

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